店舗ステータス変更とサーチ非表示、倉庫設定
楽天に初めて出店してオープン審査を通過しサイト構築中の間、
お店を【改装中】の設定にしてサイトを構築するのか、【開店中】の状態にしておきながらサイトを構築進行するのか、
楽天内での検索結果の反応も気になるかと思います。
もしくは楽天でサイト運営中のショップさんでリニューアルをされている最中の場合、
お店を【改装中】にすると集客と売上げの面でもったいないというお考えもあるかと思います。
ここではそのように楽天のサイトを【改装中】にするのか【開店中】の状態で作業を進行するのか、
または何か別の方法があるのかなどショップの改装/開店設定から商品の表示/非表示の方法などご説明致します。
まずは楽天のショップをシンプルに【改装中】に設定する方法です。
上図の設定画面をご参照頂き楽天RMSのメニューの中で、
基本情報設定>店舗ステータス変更
へお進み頂きますとショップのステータスを【改装中】か【開店中】なのか設定する画面に移行します。
この設定画面で【改装中】を選択して保存すればサイトは改装中の表示になりショップのお客様はサイト自体
閲覧することができませんし、もちろん商品を購入することもできませんので、
ショップ運営者としてはサイトの構築やリニューアルなど必要な作業を安心して進行することができます。
ただ、上記の【改装中】の設定の場合は、お店自体が完全に表示されませんので、
楽天内での検索結果などに影響が出ないかどうか心配されるショップさんが多いことはよくお聞き致します。
お店は開店中の状態のままでサイト構築やリニューアルの作業を進行したいという場合の方法です。
サーチ非表示に設定する
楽天にはサーチ非表示という設定があります。個々の商品情報編集ページで設定することができるのですが、
下図のようにサーチ非表示の箇所にチェックを入れると楽天市場の中から商品を検索しているお客様に対して、
商品検索結果として表示させない。という設定ですのでお店を開店中の状態にしていても基本商品を購入されることがありません。
もちろんショップの存在自体を知っていて、直接URLをブラウザに入れてショップを表示させ、
商品を購入してくるお客様やGoogleなどの検索エンジンでキーワード検索でショップにくるお客様は別になります。
ですので新規楽天出店のお店さんでオープン審査通過後、本格的なサイトを構築する間、
お店は改装中にしたくはないけれどもサイト構築作業は進行したいというショップさん向けの設定になります。
倉庫設定で対応する
サーチ非表示でななく、もう1つ設定があります。倉庫設定という機能です。
上図のように個々の商品情報編集ページの中に丁度サーチ非表示の下あたりにあります、
倉庫設定という箇所です。ここは通常は【販売中】のステータスになっておりますが、
ここを【倉庫に入れる】を選択します。こうすることで完全に商品は表示されなくなります。
要はお店のバックヤード、すなわち倉庫にその商品があるという状態になります。
これはお店を【改装中】にすることなく【開店中】のステータスで、
お店は表示された状態にて商品購入を避ける為、倉庫にその商品を入れておくという設定になります。
当然その商品が購入されることはありませんし、倉庫から販売中に設定すればいつでも公開することができます。
これはリニューアル中のショップさんがよく行う設定で、【開店中】の状態のまま、
商品だけは取り急ぎ全商品倉庫に入れ購入されない状態を作ったうえでリニューアル作業を進行していくというものです。
前述のサーチ非表示とどこが違うかと言いますと、サーチ非表示は楽天内での検索結果としてその商品が検索結果
に表示されないようにする設定ということでショップ自体をGoogle検索などで見つけた場合には商品購入ができてしまいます。
ですのでそれさえも遮断する為に完全に倉庫に商品を入れておくという設定です。
ただ、お店自体は楽天内検索結果や、Google検索結果に悪影響を与えたくない為、極力公開状態で作業進行したいショップさん
が行う設定方法となります。
シンプルに在庫を0にしてしまう
最後にもう1つ別の方法もあります。前述のサーチ非表示、倉庫設定のように商品を表示しないという選択ではなく、
シンプルに公開中の状態で在庫を0にして物理的に購入されない状態を作るという方法です。
こうすればサーチ非表示にして楽天内検索結果として商品が表示される状態でサイト制作やリニューアルの作業が進行でき、
倉庫設定にしてGoogleの検索結果として商品ページを閲覧されても商品ページを表示した状態のままシンプルに在庫が0なので
購入することができないという状態にしてしまうということです。
このようにサイトを新規構築したりリニューアルしたりする際に、サイト自体を【改装中】にするのか、
はたまた【公開中】の状態でサーチ非表示なのか、倉庫設定なのか、もしくは最後のように在庫を0にてい物理的に購入されない
状態を作ってしまうのか、方法はご紹介のパターン通りあります。
月額1万円のCSVオプション
いずれにせよこれらの設定を楽天RMSの中から個々の商品情報修正ページから設定を行うのは、
非表示作業ボリュームがありますので、一括でCSV処理を行うことが一般的です。
楽天ではヤフーと違って商品の一括CSV編集は月額10,000円のオプションになっておりますので、
別途申込みが必要です。楽天RMSの中の商品ページ設定>CSV更新(変更・削除)というメニューからCSVオプションに申し込むことができます。
上図がその申込み画面です。オプション申込されていないショップさんが上図のように申込み案内画面になっております。
商品点数の少ないショップさんはCSVオプションを使わずとも個々の商品情報修正ページから1個ずつ設定すればよいかと思いますし、商品点数の多いショップさんでもサイト構築中やリニューアル中はしかたないとして【改装中】のスタータスにした状態で作業を進行するなどショップさんの運営・経営に合わせて選択すればよろしいかと思います。